涙目の誓い12カ条
代表取締役 五石が2015年11月株式上場を前に自らに課した「涙目の誓い 12ケ条」です。
メタリアルでの各種の経営方針の根幹にある価値観としてご覧ください。
- 実直なIRをすれば、株主から「株価がなかなか上がらない。もっと派手なIRを出せ」と責められるだろう。それでもなお、実直なIRをしよう。
- 堅実な経営をすれば、幹事証券から「いまいち成長が地味なんですよね」とアンダープライシングされるだろう。それでもなお、堅実な経営をしよう。
- 仕事に厳しくすると、社員の間で「代表は頑固なところがあるのが困るよな」と、まるで人格に問題があるような陰口を叩かれるだろう。それでもなお、仕事に厳しくあろう。
- 浪費をせず徹底的にムダな費用を節約すれば、社員から「ケチな会社だなあ。そもそも代表が貧乏臭すぎて夢がない」と鋭い指摘をされるだろう。それでもなお、浪費をせず徹底的にムダな費用を節約しよう。
- 成果に報いて社員の給与をドンドン上げれば、固定費が膨らみ続けて、プレッシャー感半端ないだろう。それでもなお、成果に報いて給与をドンドンあげよう。
- 新しい試みをしても、ほとんどは思い通りにはならなくて「俺って、もしかしてダメぽ?」と自信を失いかけるだろう。それでもなお、新しい試みをしよう。
- 現状を破壊する革新を行えば、既存体制の人たちからは激しい批判と抵抗にあうだろう。それでもなお、現状を破壊する革新を行おう。
- ハードワーカーでいると、部下から「代表は働きすぎです。もっと体に気をつけないとダメですよ」と上から目線で心配されるだろう。それでもなお、ハードワーカーでいよう。
- 業績予想で大風呂敷を広げなければ、機関投資家から「ビジョンは魅力的だが、こじんまりしすぎなのがもったいない。孫さんみたいに大ボラ吹きなくらいでないと大成しないよ」と見放されるだろう。それでもなお、業績予想で大風呂敷は広げないようにしよう。
- チャレンジングな採用をすると、多くは社内で大爆発を起こし、「まったく。代表は見る目がないんだから」と迷惑がられるだろう。それでもなお、チャレンジな採用をしよう。
- 熱心に応援してくれる長期株主には保身を捨てて心の通う対話をしたいというと、弁護士や信託会社からは「リスクがある言動はなるべく避けてください」と雛形的な対応を勧められるだろう。それでもなお、熱心に応援してくれる長期株主には保身を捨てて心の通う対話をしよう。
- 世の中を変えるようなミッションを掲げれば、世間からは「チッポケな弱小会社に何ができるんだ?」「無理に決まってるだろう、アホらしい」「夢みてんじゃないよ」とバカにされるだろう。それでもなお、世の中を変えるようなミッションを掲げよう。
株式会社メタリアル 代表取締役 五石順一
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