ニュースリリース

第12回定時株主総会のご報告および株主の皆様へのメッセージ

【2016年05月27日】

5月26日午前10時より、第12回定時株主総会を開催し、報告事項並びに決議事項は全て可決され閉会いたしました。
ご出席くださいました株主の皆様、議決権行使書をお送りくださいました株主の皆様、誠にありがとうございました。
株主総会の冒頭で弊社代表取締役の五石がお話しさせていただきました株主様へのメッセージを掲載させていただきます。

株主総会を始める前に、私の株主の皆さまへの思いを話させてください。
今日は上場後初の株主総会ですが、私にとっては待ちに待った日でございます。

インターネット上では株主の方が弊社についていろんな書き込みをされてます。株価が落ちたらロゼッタストーンとかありますが、ほとんどの方は弊社に対する応援の言葉でした。

皆さまが掲示板に書かれる暖かい言葉をみて、どれだけ、励まされ、驚き、気づかされ、胸が熱くなったか。涙が出そうにもなりました。なんども直接返事を書きこみたいという衝動にかられました。しかしそれはできません。まるでロミオとジュリエット。皆さまと話ができないのが、どれほど、辛く、もどかしかったか。

ご存じのとおり、一般的に、企業は株主に対して防衛的な観点で臨まざるを得ない側面があります。弊社の場合も、お電話で質問をいただいても、雛形的で形式的で機械的な返答しかできません。

株主総会では、世の中全体的に、いかにして攻撃から防御するか、無難に終わらせるかという、対立の場としてとらえられる傾向があります。

確かに株主のなかにもいろんな方がいらっしゃって、必ずしも応援ばかりではありません。防衛の観点が必要なのはわかります。前職では社員株主が前列にずらっと並び、異議なし攻勢でした。今日、弊社はそれはしませんが、やはり法に従う観点のみで粛々と行います。

しかし一方で、会社のミッションに共鳴し、会社の成長を願う方たちに対してまで、そのような心の通わない関係でいることは、私には耐えられないのです。そういう方たちは、敵どころか、ありがたいありがたいパートナーです。会社の将来を一緒につくっていく重要なパートナーじゃないですか。

今から総会は粛々と行いますが、その後の懇談会では、感謝の気持ちを伝えさせてください。弊社について存分に説明させてください。皆さまととことん話させてください。なんなら昼をはさんで夜まででも語り合わせてください。

そして、よし、ロゼッタの株を長期保有して一緒にビジョン実現の夢を見ようじゃないか、という方が一人でもいらっしゃれば、最後に儀式を準備してます。会社のパートナーとして初めての共同作業です。結婚式の時にウェディングケーキ入刀するような意味です。ご存じのとおり会社の上場日には東証で経営陣が鐘を鳴らしますが、あれを一緒にやりたいです。長期株主の方は経営陣に匹敵する重要なパートナーですから、一緒に鐘を鳴らしたいです。木槌は本物です。
よろしくお願いいたします。