経営幹部インタビュー 三好 真
Executive interview
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生成AIで仕事のあり方を変える。
事業成長を後押しする仲間と未来を共に創造するCSO
株式会社メタリアル 執行役員 CSO
(Chief Strategy
Officer:最高戦略責任者)
三好 真(みよし・まこと)
所属部署などは取材当時の情報を記載しています
プロフィール
慶應義塾大学在学中に起業し事業売却。2015年、デロイトトーマツコンサルティング合同会社へ入社。タイ拠点の大手自動車メーカーに駐在、SaaSの企画・事業化をリード。その後、起業。海外拠点を利用したDX化事業、弁護士事務所に特化した広告代理事業などを収益化、譲渡。2021年より、上場企業を含む7社にて経営顧問として事業・マーケティング戦略推進を支援。2022年にGoogle日本法人へ入社、APACや北米市場向けにGoogleプロダクトを主軸としたグロース・事業戦略を含めて組織成長を支援。2024年10月、経営企画のゼネラルマネージャーとして株式会社メタリアルへ参画。人財採用やM&A、事業開発、組織戦略、営業活動など幅広く関与した後、同年11月より現職に就任。高校卒業前後に4年ほど俳優活動をしていたなど、多才な一面も持つ。
学生起業、デロイト、Googleでの
キャリアを経て生成AI領域へ
華々しいキャリアを持つ
三好さんですが、
「今の自分」を築いた
原体験について
教えてください。
まずは学生時代の起業ですね。社会人の時よりも、大きな成功体験だったと感じています。私が立ち上げたのは、お昼休みにWeb上でOB訪問ができる就活生向けのサービス「ヒルカツ」。2011年だった当時はまだ、直接アポを取って訪問をするのが主流でした。
私自身が就活をする際に「Web上で、しかも昼休みにOB訪問が完結できたらいいかも」と思いつき、学生3人を集めて始めたサービスだったんです。最終的には立ち上げから半年で上場企業へ売却したのですが、色々と学生の無知もあり苦く良い社会勉強をすることになりました。もう1つは、21歳まで続けていた芸能活動です。高校卒業後、大学受験に失敗してしまい「本気でやってみよう」と決意。生存本能が刺激され、自分で生き抜く力が身につきました。忍耐力も鍛えられて、1年間で偏差値が40から70へ伸びました。また、大勢の人の前でプレゼンをする際に緊張せずに堂々とパフォーマンスできるのも、数万人という人の前でライブをして踊っていた経験が役立っていますね。
転職を考え始めたきっかけは、
何だったのでしょうか?
自身で再び起業したり、大手企業で働いたりと幅広いキャリアを積んでいたのですが、一方で「ジレンマ」を感じることもあったんです。
例えばGoogleで感じていたのは「イノベーションのジレンマ」でした。ChatGPTが出てきた2022年11月、私としてはもっと生成AIの開発に関わる職種へチャレンジがしたいと思っていましたが、 Googleは検索エンジンの市場を守る為、生成AIのイノベーション推進に保守的なのではと考えていました。
組織規模が大きいと、どうしても事業を推進させるスピードは落ちます。「日本市場では大規模言語モデルを推進するよりも、アプリケーションレイヤーにおいて生成AIビジネスに挑む方がおもしろいことができるのではないか?」と次第に思うようになり、転職を決めました。
他社にはない独自性、
突破力に惹かれて
どのような経緯で
メタリアル・グループへの参画を
決めたのですか?
正直、メタリアル・グループについては何も知らなかったんです。応募時にCAIOの米倉さんが出演していたPIVOTの動画を見たのを思い出し「あの会社か!」と気づきましたが。
面接では米倉さんと話す機会もあり、生成AIに関するディスカッションもさせていただきました。米倉さんが創造する世界観は惹かれるものがあり、他社にはないユニークさを持っていると感じましたね。生成AIの領域でビジネスにチャレンジしてみたい私にとって、米倉さんのユニークさを強い指揮によって全力で支援する五石CEOの存在感も大きかったです。
また、メタリアル・グループは実現には時間がかかりそうな最先端技術に挑戦している会社でもあります。マインド・アップローディングと言われる未来的な技術にも挑戦したいというミッションも掲げており、事業ドメインにとらわれない柔軟な企業方針にも魅力を感じました。
「四季報AI」のように、神聖不可侵だと思われていた領域のAI化を実現していることも非常に珍しいですよね。そのような「企業としての突破力」の強さを五石CEOと米倉さんとの面談から実感しました。
メタリアル・グループが
掲げているミッションについては、
どのように感じましたか?
どの会社にとっても、ミッション遂行は中長期的に目指すべきです。メタリアルにとっては、すでに第一章のミッションを完遂しており、第2章ミッションの実現に向けてポジティブに進める会社だと感じています。
特に私が共感しているのは「人類を単純作業の苦役的労働から解放する」というミッションであり、視座の高いミッションからブレイクダウンした上で、ミッション完遂に向けて進めていきたいです。
机上の空論ではなく「行動」で示すCSO
現在担当している
主な業務について教えてください。
現在はCSO(Chief Strategy Officer:最高戦略責任者)として、さまざまな取り組みを進めています。意識しているのは「メタリアル・グループが掲げているミッション達成に向けて、何をすべきなのか」ということです。
CSOとしての役割は経営戦略だけでなく、M&A、人事、営業、マーケと多岐に渡りますが、直近は生成AIの事業構築に力を入れています。例えば、絵に描いた餅に終わる戦略・戦術を企画するのではなく、顧客と直接向き合うことによって生成AIのニーズを探ることもあります。さらに、海外の生成AI動向をインプットしながら、ウェビナーやオンライン商談の際にアウトプットさせていただく機会もあります。
自分自身も現場に出て、事業拡大に必要な「足りないピース」を埋めていくことが、私に期待されている役割ではないかと思います。
入社後に改めて気づいたことや、
良い意味でのギャップを感じたことは
ありましたか?
やはり実際に「お客様の声を現場で聞く」ということの大切さには、改めて気づけたと思っています。経営者がお客様の声をないがしろにして事業を進めると、大抵は失敗するものです。これから入社される方は、誰のために仕事をしているのかを忘れず、職種を問わずに、可能な限りお客様と向き合っていただきたいです。生成AIをご導入いただく企業様には「熱狂者」の存在が不可欠です。「ぜひ自社で活用したい」と熱く推進いただけるお客様を増やし、ともに熱意を持って推進していくことが大切なのだと思います。
さらに入社前は「日本企業=年功序列で意思決定スピードが遅い」というイメージがありましたが、実際は全く違っていました。能力ベースできちんと評価される仕組みがあり、存分にチャレンジできる環境が整っていると感じています。
日本を代表する
生成AI企業になるために
今後の目標について、教えてください。
「生成AI」と言われた時に、メタリアルを第一想起する人を増やす──これが、会社として達成したい目標です。ビジネスパーソンが想像する「生成AI企業ベスト5」にランクインするのが理想的ですね。グループ会社のロゼッタが「翻訳事業」で5本の指に入っているように、一般ユーザーへの知名度が高まるぐらい成長していきたいと考えています。
現在、日本企業の生成AI導入状況は、欧米と比べるとかなり遅れています。欧米ではすでに効果検証が終わり、実務上でのコスト削減・業績向上への活用に入っているんです。一方、日本はまだ「AIで何ができるか」を熟慮している段階です。
検討から導入までのスピードが遅い日本ですが、言語・文化的障壁のおかげで日本の生成AI市場は海外企業の猛攻から守られているとも言えます。グローバルな視点で見ると遅れているかもしれませんが、私たちのような日本企業が、同じ国内企業へじっくりとソリューションを提供できるチャンスもあるんです。
個人の目標としては、プロダクトの海外展開も考えています。私は今、タイに住んでおり、東南アジアで生成AIのプロジェクトを立ち上げるのもおもしろいかもしれません。
最後に、候補者への
メッセージをお願いします。
生成AI事業は、CAGR(年平均成長率)が30%以上と言われています。今後必ず伸びると見込まれている事業であり、祖業である「翻訳事業」を掛け合わせることにより、非常にチャレンジングな成長環境で仕事ができる。そこに楽しみを感じていただける方と、一緒に働きたいですね。
個々の能力を発揮しながら仕事に熱意を持ち、熱狂して取り組める方をお待ちしています!